現地ブログ
花粉症対策、実践してみませんか?
2024.04.11
花粉が大変な時期になってきましたね。
こんばんは。
山形市の注文住宅・飯野建築の飯野です😀
皆さんはスギの花粉症でしょうか?
それとも、スギと入れ替わりで始まるイネ科(カモガヤなど)の花粉症でしょうか?
豊な山々と郊外に水田が広がる山形市では、どちらでも大変ですね。
今回は花粉症の対策と、建築的なアプローチでの対策のお話です。
1.花粉はどこに溜まるのか
大前提は、なんといっても花粉に触れないこと。
屋外で活動した際、衣服などに付着してしまう花粉を屋内に持ち込まないように気を付ける必要があります。
また、屋内に入ってしまった花粉が溜まる場所の掃除も必要です。
主な侵入経路は「玄関」「窓」「換気扇」など。
溜まりやすいのは「カーテン・ソファなどの布製インテリア」「窓のサッシや網戸」「エアコンのフィルターや換気扇」「家電製品」などです。
2.帰宅時にする対策
玄関に入る前に、衣類やカバンに付着した花粉を払いましょう。
濡れティッシュなどで表面を拭くなどでも効果はあります。
その他、コートに使用するホコリ取りブラシ・毛足が長いブラシ、粘着カーペットクリーナー(お掃除のコロコロと呼ばれる事が多いアレです)などで取り除くのをおススメします。
特に胴から太ももにかけての、衣類が擦れやすく静電気が発生する部分に付着しやすいです。
なので、その範囲を特によく払いましょう。
3.玄関に設置するもの
家の中と外を繋ぐ玄関は、花粉の水際対策エリア。
空気清浄機の設置で室内への花粉侵入を防ぐことなどがシンプルな方法ですね。
また、脱いだ上着をすぐ掛けれるよう、ハンガーラックなども置いておくといいでしょう。
4.掃除と換気
一度屋内に入ってしまった花粉は、簡単には外に出ていきません。
布製品の洗濯をこまめにするのが花粉の掃除になります。
また、花粉が飛びにくい早朝と深夜の時間帯に換気するのも大切です。
5.花粉症の時期の洗濯物は屋内干しで
洗濯で取り除くとは言いましたが、いくら洗濯しても、干し場を考えなければ逆効果になってしまいます。
花粉が飛んでいる屋外ではなく、室内干しや乾燥機を使用して乾かしていきましょう。
また、粉である以上は静電気が発生するものに付きやすいため、洗濯物には静電気防止のスプレーなどを使用するのもおススメです。
同じく静電気に関しますが、屋外での服装は一番外側をウインドブレーカーのようなツルツルした上着、中は綿素材などの静電気が起きにくい素材にすると花粉が付きにくいです。
6.アレルギー対策におススメの建材
さて、最後に建築的な対策アプローチです。
近年の建築用建材の中には、花粉症・ハウスダストアレルギー(ダニアレルギー)・犬や猫などの動物アレルギー等、環境アレルゲンが関わるアレルギーをお持ちの方におススメの床用タイルなどがあります。
これらは主に玄関内床や窓まわりなどに使用することで、屋内に花粉が侵入すること、環境アレルゲンの働きを抑えます。
建材表面にコート加工された「抗アレルゲン剤」が作用するからです。
いかがだったでしょうか?
年間を通してアレルギーに悩まされる方にも、参考になるといいです。