施工事例
Case 12
建築家3者共同設計の家
山形市
お施主様が構造建築士で構造体を設計し、意匠設計を建築家2者が共同で設計をするというプロジェクトがスタートした。
立地は街の中心部に近く通りの多い道路の角地だった。
プライバシーを確保しながら限られた空間をゆったりした気持ちで家族と暮らせるそんな家を目指した。
建築家は中から外を見た時に癒しを感じられる事を意識した。
奥様がキッチンで家事をしながら外の木を眺められるように窓を配置した。
そして外からの目線が合わないようにウッドフェンスを設け、家庭菜園を楽しめるスペースも設置した。
内部には大きな吹き抜けと勾配天井があり開放的で明るい空間を演出。
2階には洗濯機と寝室、ファミリークロークがあり洗濯した物をその場で干してファミリークロークに収納するという便利な家事動線を描いた。
構造の方は躯体に制振ダンパーを導入し、地震の時の揺れを軽減する工夫がされている。
3人の建築家が納得いくまで協議を重ねた家は
家族が安心して笑顔で暮らせる居心地の良い空間になった。