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オーナー様 対談7 【快適な住まいを実現したリノベーション】
2025.03.12
【対談】「快適な住まいを実現したリノベーション」— 飯野建築 × 結城様
■ リノベーションのきっかけ
飯野：本日は弊社の方でリノベーション工事をさせていただいた、結城様にお話を聞いていきます。まず最初に、今回リノベーションを決意されたきっかけについてお聞かせいただけますか？
結城：きっかけは、もともと縁があってこの中古住宅を購入したことですね。和風造りの大きくて立派な家だったので、その魅力を活かしつつ、より快適に暮らせるようにリノベーションしたいと考えました。
飯野：確かにとても立派な建物で、けやきの天井や三つ続きの和室、素晴らしい欄間など、質の良い材料がふんだんに使われていますね。そうした魅力を活かしつつ、より快適に住める空間にしたいという思いがあったわけですね。
■ 飯野建築を選んだ理由
飯野：今回、数ある建築会社の中から弊社を選んでいただいた理由についてもお聞かせください。
結城：実は、この家を購入した際に飯野建築さんが不動産の仲介をしてくださったんです。その流れで「建築のプロとしての視点」でいろいろとご提案をいただき、その内容がとても具体的で納得感がありました。モデルルームも拝見させてもらい、「ここなら理想のリノベーションができる」と思ったのが決め手です。
飯野：ありがとうございます。モデルルームをご覧になって具体的なイメージが湧いたんですね。
結城：そうですね。提案の段階から具体的なアドバイスをもらえたので、安心してお任せできると感じました。
■ リノベーションの課題と工夫
飯野：この家は1階が約50坪、2階が約20坪、合わせて70坪ほどの広さですよね。やはり「広さ」に関する課題があったかと思いますが、どういった点に悩まれましたか？
結城：やはり、リノベーションにかかる費用の面は気になりました。ただ、その中で「どうやって効率的に快適な住まいをつくるか」というのがポイントでした。
飯野：その中で、具体的にどのようなご要望をお持ちでしたか？
結城：とにかく「寒くない家」にしてほしいというのと、「家事動線を考えた住みやすい間取り」にしたいという希望がありました。
飯野：そのご要望を踏まえて、弊社としては「部分断熱の企画リノベーション」という提案をさせていただきました。具体的には、居住スペースとなる約30坪部分を断熱でしっかりと囲い、それ以外の部分は手を加えないという方法です。加えて、家事動線を考慮して回遊動線を取り入れたり、壁付けI型のキッチンを対面キッチンに変更したりしました。断熱性能もかなり強化させていただきましたね。
■ 実際に住んでみて
飯野：リノベーション後、実際に暮らしてみて良かった点はありますか？
結城：やっぱり「温かさ」ですね。冬でもリビングや寝室がしっかり暖かく、快適に過ごせるのが本当に嬉しいです。それに、妻も「家事動線がすごく良い」と喜んでいます。動きやすく、無駄のないレイアウトにしていただいたおかげで、暮らしがとても快適になりました。
■ デザインのこだわり
飯野：リノベーションでは、既存の素晴らしいデザインを活かした部分も多かったですよね。特にお気に入りのポイントはありますか？
結城：廊下の天井と照明の雰囲気がすごく良くて気に入っていますね。あと、リビングのアクセントウォールとして使った無垢材の壁も、照明を当てるととても良い雰囲気になって、リラックスできる空間になっています。
■ これからリノベーションを検討される方へのアドバイス
飯野：最後に、これからリノベーションを考えている方へのアドバイスがあればお願いします。
結城：広い家の場合、全面改修では費用がかかりすぎることがあります。そういうときは、私たちが取り入れた「部分断熱」を検討するのがおすすめです。必要な生活空間をしっかり確保しつつ、快適な暮らしができますよ。無理のない範囲で快適さを実現する、良い選択肢だと思います。
飯野：とても参考になるお話をありがとうございました。今後も快適な暮らしを楽しんでください。
