施工事例
Case 08
素材にこだわった究極シンプルなIoTの家
山形市
お施主様からのご依頼で知人の建築家と一緒に家づくりがはじまりました。
今回は、お施主様のご意向でIoT (アイオーティー。Internet of Things・インターネットオブシングスの略)住宅を導入しました。これは玄関ドアや照明、エアコンなどの"モノ"がインターネットにつながり、より便利に活用できる仕組み。
外出先からスマホ操作で管理できてしまう一歩進んだ新しい暮らしの提案。
室内は白を基調とした空間に木の存在を感じる優しい印象。細部へのこだわりが上質なシンプルさを醸し出している。
性能面においては、窓の位置など空気の流れも考慮したパッシブ設計と、高気密・高断熱・高耐震のスーパーウォール工法と全熱交換器の相乗効果でエアコン1台でも気持ち良く過ごせる。壁、天井全てにドイツ製漆喰を採用しており快適な健康空間を実現している。
お施主様、建築家、当社の三者が家を通してそれぞれの強みを活かし地域に貢献出来ることはないかと話し合いをして、地域産材を使って外壁のアクセントに格子壁を採用する事となった。
格子の材料は通常壁の下地材に使われる、化粧材には採用されない見た目のもので、それを大工職人のひと手間と建築家のデザインでエレガントで上質なものにアップサイクルさせた。
満足そうなお施主様や建築家、建築に携わるメンバー皆が納得いく家が完成したのだと感じた。
皆の想いや熱意が詰まった家づくりが、居心地の良い住空間に集う家族を笑顔にし続けるのであろう。