施工事例
Case 13
こだわりと温もりに満ちた大きなカウンターに集う家
山形市
静かな住宅街の一角に佇む家。
深い森の木々を連想させる緑と茶のシンプルな外壁が、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を醸し出している。
まるでお洒落なカフェのようなこの家に住まわれているのは、オンラインゲームやDIY・アウトドア・料理など多彩な趣味をお持ちのご主人
ガーデニングやカフェ巡りが趣味の奥様、そして元気いっぱいのご長男だ。
玄関に一歩踏み入れると、コンクリート床の土間空間が広がる。LDKへと続く玄関の左手は、収納を兼ねたご主人の書斎。
ここでゲームやDIYに没頭されるとのこと。あえてオープンな土間に趣味スペースを設けることで籠りっきりを防いでいる。
さらに、室内窓を壁に設けることで閉塞感を解消。同時にリビングで過ごす家族と気軽に交流を図ることも可能になっている。
そして、書斎の隣は造作棚を設置した収納力抜群のパントリー。その先はキッチンだ。玄関土間とパントリー、キッチンを繋ぐ回遊性に優れた動線が暮らしに潤いを与えている。
キッチンを壁付けにして木目が映えるタモの造作カウンターを前面に配置したダイニングキッチン。温もりに満ちた照明の光に包まれたこの場所は、本格的なカフェバーさながらの優雅な風情が漂う。「これを実現するために家を建てたといっても過言ではありません」と頬を緩ませるご主人。
休日は腕によりをかけた趣味の料理とお酒で友人たちをもてなしているとのこと。奥様も「ゆったり寛げるカフェのような雰囲気に毎日ときめいています」と目を輝かせる。
次にリビングのストリップ階段から2階へ。7.5畳の広さをほこる2階ホールが1階との連動した空間を作り上げている。
さらに家事室とファミリークローク・ホールが回遊動線になっており家事の効率を図っている。
気負うことなく、まるで呼吸をするように、趣味や暮らしを軽やかに楽しめる家。
お二人の描いた夢と飯野建築のin STYLEが結実した住まいである