Case 22

「こだわりの照明器具が彩る、杉板天井が内外連続した家」

山形市

異素材の組み合わせが美しい外観デザイン。住宅の周りを囲うように設置したウッドフェンスには無垢の杉板を使用。風が抜け、光も入ってくるので閉鎖的にならず、開放感とプライバシーを両立している。

玄関の扉を開けると、お施主様こだわりの照明「千senブラケットライト」が家族とゲストを柔らかなひかりで出迎える。背面の漆喰壁は、職人が「千」のひかりに合うように丁寧に磨き上げた。

家族が集うリビングは、床から天井まで高さを持たせた大開口とスリット窓で、たっぷりの光が差し込む癒しの空間に。庭で遊ぶこどもを安心して見守ることができるように、キッチン正面にも窓を設けた。また、こだわりの照明「千」を切り取る室内窓を設計し、リビングからもそのひかりを楽しめる工夫を施している。内から外へフルフラットで繋がるバルコニーは、リビングと連続する杉板天井で、開放感のある贅沢な仕様に。

キッチンには、階段下のスペースを有効活用し、セカンド冷凍庫を設置するスペースと、お掃除ロボットの基地を兼ねた収納をプランニングした。

2階ワークスペースの船底天井と壁には山形県産の杉板を贅沢に使用。デスクと本棚は造作し、クローゼット内には、お施主様のご趣味であるカメラの防湿庫を収納するスペースを設けている。

ホールは、将来間仕切りができるような設計に。一日の疲れを癒す寝室には、調湿・消臭効果のある漆喰天井を採用してクリーンな空間に仕上げた。

2階手洗いに設置した照明もまたお施主様こだわりの逸品。細部にオーナー様のこだわりが光る、夢や好きをカタチにした住宅である。